慢性腰痛が改善しない理由|オステオパシー的構造連鎖の視点
慢性腰痛が改善しない最大の理由は、「腰椎だけを診ている」ことにあります。
実際、慢性腰痛患者の多くはMRIやレントゲンで明確な異常が見つかりません。
これは腰痛の原因が、骨や椎間板ではなく身体全体の機能連鎖に存在するためです。
オステオパシーでは、腰椎の動きは骨盤・胸郭・横隔膜・内臓の影響を強く受けると考えます。
特に腎臓・結腸・肝臓は腰椎と神経支配を共有しており、
内臓の可動性低下は腰部筋群の反射性緊張を引き起こします。
また、横隔膜の緊張は腹圧調整を破綻させ、腰椎へのメカニカルストレスを慢性化させます。
これは「姿勢が悪い」という単純な話ではなく、
呼吸・循環・神経調整が破綻した結果として腰痛が残存している状態です。
電気治療やマッサージで一時的に改善しても再発するのは、
症状の出ている部位が「原因」ではないからに他なりません。










